今回の体験授業で生徒たちがデザインしたメガネから8点が選ばれ、実際にフレームをデザインしていく手順で3D化され、最終的にレンダリングという作業をへて、リアルなフレームの画像ができあがりました。鯖江中学校の文化祭でこの過程が展示されました。

レンダリング・・・形成した立体物に色や陰影を付けること。物体を見る視点を仮定して遠近感を出す処理や、光源の位置を仮定して影を付けるシェーディング、表面の質感を定めるテクスチャマッピングなどを行う。
鯖江中学校での展示の様子

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「自然の温かさを題材にした、あったかーいサングラス」をイメージしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。イメージスケッチにある”ツタ”の強烈な印象を大切に、全体のバランスや構造を検討しながら図面化しました。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。サイズ感や機構を立体で確かめながらデータを作ります。 作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。どの角度からも形が映えるとても個性的なサングラスです。

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「テンプルをくねくねとした形にしたり、フロントにハートをつけたりした、自分のかけたいサングラス」をイメージしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。眼鏡のサイズ感や機構など、イメージしたメガネが実現可能かどうかを詰めていきます。また、掛け心地を良くするために頭蓋骨の形に沿ってメガネのカーブを描きます。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。サイズ感や機構を立体で確かめながらデータを作ります。イメージの“赤→白→黒→白→赤”の着色を忠実に再現しました。 作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。“赤→白→黒→白→赤”のコントラストが絶妙なサングラスです。

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「トンボをモチーフにテンプルを羽の形、フロントに触覚をあしらったサングラス」をイメージしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。眼鏡のサイズ感と触覚の長さ・細さのバランスを整えつつ図面を進めていきました。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。サイズ感や機構を立体で確かめながらデータを作ります。 作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。形は勿論、樹脂と金属のコントラストが印象的なメガネです。

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「コウモリをモチーフに、フレームを羽の形にしたパーティ用のサングラス」をイメージしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。この眼鏡の場合、全体的にトゲが鋭く危ないので、トゲの先を丸くしつつもイメージとは離れないようバランスに注意して図面を描きました。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。サイズ感や機構、カーブの具合を立体で確かめながらデータを作ります。 作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。コウモリの個性が全面に出た、パーティにぴったりのサングラスです。

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「オシャレをする時や、友達と遊ぶ時にかけるメガネ」をイメージしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。眼鏡のサイズ感や機構は勿論、格子状のポイントが映えるように全体の形を整えて図面かしました。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。この眼鏡は格子状のパーツがポイントなので、構造と素材から検討してデータを作成しました。 作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。黄色のポイントがスパイシーな印象のサングラスです。

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「手錠と鍵とレンズの色を統一し、側面は炎をイメージしたメガネ」をデザインしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。眼鏡のサイズ感や機構など、イメージしたメガネが実現可能かどうかを詰めていきます。また、サイドのトゲが危なくならないよう、メガネのカーブに気をつけて図面を描きました。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。サイズ感や機構を立体で確かめながらデータを作ります。手錠と鍵を精密にモデリングしました。 作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。手錠・鍵の精密さや、サングラスとのコントラストに注目です。

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「紫外線があたると色が変わるハートと、名前を入れる部分のあるメガネ」を考えてスケッチしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。眼鏡のサイズ感や機構など、イメージしたメガネが実現可能かどうかを詰めていきます。また、掛け心地を良くするために頭蓋骨の形に沿ってメガネのカーブを描きます。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。サイズ感や機構を立体で確かめながらデータを作ります。
作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。ハートのチャームがとても可愛いサングラスです。

@イメージスケッチ A2D図面 B3Dデジタルモデル Cレンダリング
作りたい眼鏡に絵を起します。作者は「苗字のアルファベットの頭文字S・M・Dを型どった、宝石のようなゴージャスなサングラス」をイメージしたそうです。 眼鏡専用のコンピュータソフトで図面を描きます。正面見えの印象を大切にしながらバランスをとりつつ図面を描いていきました。 2D図面のデータを基に3Dデジタルモデルを作成します。サイズ感や機構を立体で確かめながらデータを作ります。宝石のような立体感を大切にしつつ3Dモデルを作りました。 作成した3Dモデルは、より鮮明な画像で出力する事の出来るレンダリングという作業を施して完成となります。派手な配色と全体に際立つ立体感が印象的なサングラスです。