今回、「日本メガネベストドレッサー賞」の経済界部門で受賞された、(株)サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏は、高校を卒業するまでの間、鯖江市で過ごされています。眼鏡産地でもある「鯖江」に縁のあるそんな藤田氏に『眼鏡』と『鯖江』をキーワードにインタビューしました。
-- 今日のメガネはどちらの物ですか?
「クロムハーツ」のメガネです。今日着ている黒い服に合わせて、赤いフレームを選びました。普段はコンタクトレンズを使用しているので、メガネはファッションの一部として掛けています。
-- メガネはいくつお持ちですか?
100個くらいありますね。うち6割がサングラスです。
-- メガネ歴は。
小学校高学年の時から掛けています。高校生の時にコンタクトレンズにしたので、それからはコンタクトレンズと併用しています。
-- メガネの使い分け方やメガネ選びのポイントを教えてください。
最近では、ファッションの一部として使用しています。経営者という仕事柄、髪を染めたり髪型を変えたり出来ないので、メガネを決め所としています。池田貴史君のような髪型には出来ないですからね(笑)。 最近は、枠の太いプラスチック製のフレームを掛けることが多いのですが、朝起きた時の気分などによって選びます。普段は、黒縁のメガネが多いですね。
-- メガネを掛けた時の社員や周りの評判はどうですか。
以前、鯖江市長に頂いたメガネを掛けて、ブログに掲載した時は、すごく好評だったのですが、最近のブログでメガネ姿を掲載した時は、すごく不評でしたね(笑)。
-- 鯖江はどういったイメージですか?
やはりメガネですね。友人の家が眼鏡工場という事が多かったので、すごく身近な存在です。今日も(IOFT)会場の中に同級生がいましたよ(笑)。
-- 鯖江に求める事はありますか?
眼鏡業界は、厳しいと言われていますが、実際に厳しくても「厳しい、厳しい」と、あまり言わない方がいいと思います。気分的なものからくる部分も多いですからね。私の経験の中でも、「良くなる、良くなる」と言っているうちに、実際に良くなってきた部分もありましたし。鯖江で作られるメガネは品質が良いことは確かです。その部分をもっとアピールすればいいのではないでしょうか。
-- 今後、鯖江市への企業進出は?
「サイバーエージェント」ならぬ「サバエージェント」でも作りましょうか(笑)。 冗談ですけど(笑)。
-- 最後に、あなたにとってメガネとは?
子供の頃から身近なものですね。これからもファッションアイテムとして掛け続けていきたいと思います。
-- 本日は、お忙しいところ、ありがとうございました。
表彰式の際も、「インターネットとメガネの融合を図りたい」と語った藤田氏。今後どのようなビジネス展開をされるのか、期待したいと思います。