鯖江メガネファクトリー

ボストンクラブ
 

第7問 「あなたにとってメガネとは」

三)私は「+α。」プラスアルファ。「。」はバランスが悪かったんでプラスしました(笑)。
メガネって無きゃ無いでいい。女の人なら、化粧みたいなものかな。やるからには、きれいになれるとか、かわいくなれる。男の人だったら、せっかく掛けるんなら、かっこよくなるものという意味で「+α。」です。

小)これはいいの。キャッチコピーで使える

 

-- では、脇さんお願いします。

脇)「コンプレックスで追求し続けたいモノ」。僕にとっては、昔からコンプレックスで、だからこそ追求し続けたいモノ。カッコよく、快適に掛けれるものを追求していきたい。

-- メガネを掛けていてコンプレックスだったんですか?

脇)ものすごく目が悪いんです。で、僕らの時代って、やっぱりメガネを掛けていると、マイナスイメージがありましたね。のびのび太とか。小学校のときは、結構そういうことで嫌な思い出があって、ずーっと引きずっているところもあります。いろんな要素が絡んでコンプレックスになってます。それが「なんでメガネのデザイナーをして、今メガネを掛けてないんや」って言うと、コンプレックスがあって、良いものを追求したいということの表れでもあります。

 

-- 細川さんは「相棒」。

細)「相棒」とか「相方」。いろんな意味で。普段ずーっとメガネことばっかり考えてますから。それ(メガネ)を中心に人と話したり、それ(メガネ)を中心に何か広がったり。ずっと一緒にいるモノ。何しているときもここにいますから。いないときが無い。

 

-- 笠島さん

笠)僕は目が良いんで、メガネユーザーではないんです。作り手としてメガネをどうするか考えたときに、うまくいけばですが、人に喜びを感じてもらえるもの。良くないものだったら喜びも感じないですよね。がんばって、うまくいって、良い物を作れば、人に喜びを与えられる。最近、メガネは、視力矯正だけでなくて、その人のイメージを上げるものになってきました。例えば、良いメガネをかけていて人から褒められたら、うれしいですよね。身近な人だけじゃなくて、極端に言えば地球の反対側の人まで、知らない人まで、そうやって喜んでもらってるかもしれない。そういうことで「(うまくいけば)人の喜びを感じてもらえるもの」です。

-- 以上です、長時間のインタビューありがとうございました!!

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