-- 今度は、三上さんからお願いします。
4色ボールペン、修正液、ふせん、手帳
三)「4色ボールペン」です。色があること。手帳とかでも色分けして書いてます。大事なとこを赤で書いたり。
小)マメやの〜。
三)あと、例えば玉型のラインを描いていてちょっと修正があるときに赤で直したり。
-- えっ、デザインする時にもボールペンを使うんですか?デザイナーって僕のイメージでは鉛筆やシャーペンを使うと思ってました。
三)もちろん鉛筆やシャーペンを使う時もあるし、どっちもですね。それと「修正液」。ペンで描きすぎてわけがわからなくなる時があるんですよね。あとは「ふせん」。何でも忘れないように、とりあえず書いて「ぺっ」と貼るようにしてます。
笠)デザイナーは、デザイン描くだけじゃなくて、生産管理とかもするから。メガネ作りは何百工程ってあって、その確認事項とかは、全部忘れんようにメモを取るんですよ。
-- みなさんも手帳は使われるんですか?
笠)そうやね、メモは基本的には手帳やけどね。
細)私も「手帳」。一番上に書いたけど、これがなかったら死んでまう(笑)。
脇)僕も「手帳」。
細)ワッキー(脇氏)の字で書かれたら…。
小)小学1年生の時から変わってないんやろ。
脇)そう、僕小学生の時、汚い字の代表で前に立たされたことありますから。今考えたら大問題ですよね(笑)。
マウス、手帳、シャーペン
-- では、そんな脇さんどうぞ。
脇)僕は今言っていた「手帳」と「シャーペン」。それからこの「マウス」。使いすぎてこの押すところが剥げて黒くなってるんですよ。日頃使うやつで身の回りにもデザインされたものを置いてるだけでも気分的にいいかなと。それで、フィリップ・スタルクデザインのこのマウスを買ったんです。
※ フィリップ・スタルク(Philippe Starck, 1949年1月18日 - )建築・インテリア・家具・食器・出版物・工業製品等さまざまなデザインを手がける。総合的なデザイナー。
-- どれくらい使われてるんですか?
脇)2年ぐらい使ってるんですけど、指に当たるところがこんなに黒くなってね。
笠)どこまでいくかなあ。
脇)いや〜、これ以上いったらグィーってへっこんでいくんちゃいますか(笑)。
まああとは、シャーペンと手帳。スケジュールだけじゃなくて、思いついたことを描いたり、アイデアとか、大事なメモとか。ただ、自分でしか読めませんよね(笑)。
で、ずっと前からの手帳も残してるんですよ。デザインする時もいらんくなった紙に描くのもいいんですけど残りにくいんで、きちっと残るようにスケッチブックを買ってきて描くようにしてます。それをどんどん溜めていくんですよ。それで、あとから見返して「これ使えるなあ」とか、「これこうやって展開できるな」とかっていう使い方もしますね。たいがい使えないことが多いんですけど。
細)案外新鮮やったり。今見るとダサッと思う時もあるよね(笑)。
手帳、コップ、PC??
-- 細川さんお願いします。
細)「手帳」「コップ」「PC」です。手帳は、みんなと一緒。必要不可欠です。やるべきことはすぐ書き、やったことはすぐに消す。やったことは消していかんと忘れてまうから。
コップは、笠島チーフが、誕生日でもないのに買ってきてくれたプレゼント。私、今までコップって持ってきても使ってなかったんですけど、これだけはちゃんと洗って使ってるんです。
笠)宮崎の陶芸祭りで、ふっと見て思わず買ってしまった。
細)いいんですよね。普通のお茶でも美味しく見える。そして、PC。これも無かったら仕事にならないですね。
手帳兼名刺入れ(特注!細川手作り!)
-- 笠島さんは
笠)僕は、大きい手帳も持ってるんですけど、これは最高傑作の「手帳兼名刺入れ」。ペンが差せて、ちょっとしたポケットもあります。ここには、何かあった時のためにお金が入ってます(笑)。例えば出張に行ったときに、これだけ持っていけば、メモもできるし、名刺交換もできるし。海外の展示会にいってもこれさえあれば大丈夫と。こういうのをずっと探してたんですけど、どこにも無かったんですよ。それで細川に頼んで作ってもらったんですよ。オーダーメイドの特注です。
細)ヤギ皮ですよ、最高級ヤギ皮。
笠)こんなのが無いんですよ。これは完璧。でも、一応ここに行くまでも、いろいろあったんです。これが4つ目になるんかな。修正、やり直し、ダメだしが何度も。
細)作ったきっかけは出張の移動中に話してて、笠島チーフが「こんなん欲しいんや」って言ってたのがきっかけやの。それまでだっさーい手帳使ってたんですよ。
笠)これは売ったら売れますよ。喜ぶ人いると思う。
脇)僕も欲しいですよ。僕はヘビ革でお願いします(笑)。
笠)まあ、このコップはこれ作ってもらったお礼みたいなもんやな。ただ、何も(二人が)デキてるわけじゃないですよ、付き合ってるとかそんなんじゃない(笑)。