今回はオープン記念企画ということで『レキシ』のプロモーションビデオの撮影で鯖江を訪れた
「池田貴史氏」、「いとうせいこう氏」、「シャカッチ氏」の3人に直撃インタビューを敢行しました。
−いとうせいこうさんは、12歳でメガネデビュー。使用本数は、25本ということでしたね?
い)そうそう、本数は適当に数えてるけどそれぐらいはある。今回また2つ増えて。
(この日、鯖江市長から3人へメガネのプレゼントがあった)
ここ最近はだいたい1年に2、3本の割合で買っていってるんですよね。
やっぱりおもしろいメガネが増えてきてるんですよね。いろんなメガネ屋さんも出て。
−視力は0.03ですね?
い)いや、0.001だと思う。下がってる
池)何でインタビュアーがそんなこと知ってんの?
い)めがね番長で発表したのよ。
−池田さんは?
池)僕のメガネ歴は、デビューしてからなので、10年くらいですね。主にサングラスですね。視力がいいんで。視力は2.0。いままでで15本は、持ってる。今日ここで2本プラスされましたから現在17本位ですね。
−シャカッチさんは?
シ)僕は、せいこうさんと同じで20本くらいあって、視力は0.02か0.03くらいかな。ちょっと乱視が強めなんですけど。メガネ歴は12,3年。デビューが20歳になってからだね。
い)じゃあ大人メガネなんだね。だって初めて会った時はメガネしてなかったもん。
−メガネを選ぶ時のこだわり、ポイントを教えてさい。
い)来たぁーっ!これは番長行かせていただきます。あるすばらしいメガネ屋と出会ってね。その時、そのメガネ屋のご主人がね、いろんな変わったメガネを出しながら、「メガネは先入観念で、最初に掛けたメガネと同じメガネを一生掛けてしまいがち」なんだって。人間は。だから、「既成観念からいかに離れるか。次に掛けるメガネはもっと突拍子もなく、もっと違ったメガネを選んでくれ」と言われて、それが嫌だったんだけど、そのご主人が選ぶメガネがことごとく変なメガネを選ぶのに、掛けてみると似合うわけ。それで俺はメガネは自由じゃなければいけないって。それを知ってから俺はこんな突拍子もないメガネを選ぶようになったんだ。
池)俺も先生と同じ。一番最初に自分で選んだメガネと似たようなのが続いたんですよ。それが最初から逆三角形の割と突拍子もないものだったんですよね。そうすると他のが続かなくて、割と普通に見えてしまって。で、まぁ行き着いたのがこの辺。(写真)
い)来たねー。それって塩沢とき眼鏡だもんね。ときメガネ。ときめきメガネとかけてときメガネだもんね、コレ(笑)。
−じゃあ選ぶポイントはときめくかどうかってことですか?
池)そうね。あと顔にフィットするか。それと目が隠れることだね。まあレンズがだけど。
−シャカッチさんは?
シ)そうだなあ。なんだろう。 僕、結構変えるのが好きなんですよ。 小さい頃は掛けてなくて、20歳の時からだから、最初からメガネはファッションだと思っていたからね。 いっぱい持っていて、この服とこのメガネが合うとか。僕、ブラックミュージックがすごい好きだから、ソウルとかやってる人って昔の人とかは、こんなでっかいメガネをしてたじゃないですか。そういうのを掛けるとそういう人たちになったりして。そういうことして遊ぶことができる。
い)じゃあ、もともとシャカッチにとっては、お洒落なものだったんだね。だって黒人のきな臭いかんじでしょ?わかるわかる。
シ)そうそう、ハットかぶって大きいメガネを掛けて。それがお洒落なパーツだと思ってたんですよね。
−最後にめがね番長から一言お願いします。
い)これから、鯖江のメガネには、色んな形を、無限の可能性を追求して頂きたいと。私も、できることがあれば協力したいとかねがね思っておりましたが、今回このように、鯖江を訪れる事が出来まして、ますますその想いを強くしております!!
−本日は、どうもありがとうございました。
レキシ:SUPER BUTTER DOG、100s のキーボーディストである池田貴史のソロ・ユニット。
幅広い音楽性を生かしたサウンドに歴史(日本史)上の出来事をテーマにした詩を乗せ、数多くの個性的なアーティストが参加した、唯一無二ともいえるユニークなプロジェクトである。
【レキシ オフィシャルウェブサイト】http://www.toshiba-emi.co.jp/capitol/rekishi/
めがね番長:BS FUJIで放送。 「めがね番長」こと、みうらじゅん、いとうせいこうによる文化的めがね番組。番組DVDも絶賛発売中。
Profile
【SUPER BUTTER DOGオフィシャルウェブサイト】http://www.laughin.co.jp/sbd/