鯖江メガネファクトリー

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福井市にある「田中眼鏡本舗」は一貫して国産ブランドにこだわる眼鏡店。姉妹店である「田中眼鏡本舗 浪漫堂」と同じく、落ち着いたアンティーク家具が並ぶ、温かい雰囲気のお店です。同店はメガネだけではなく、懇切丁寧な決め細やかな接客も魅力の一つ。店主夫妻の優しいお人柄もあり、全国からファンが集まるのもうなずけます。また、店主にアドバイスをもらうため、若手メガネデザイナーがしばしばやってくるそうです。今回はこだわりと優しさが魅力の「田中眼鏡本舗」をご紹介します。

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Q1:田中眼鏡本舗の特徴


05tanaka.jpg05tanaka.jpg2001年にお店をオープンして今年で14年目になります。一番の特徴は国産にこだわり国内ハウスブランドのみ取り扱っているということ。このこだわりはお客様に永く付き合っていただける高品質なメガネを提供したいという強い信念があるからです。しかしオープンした頃はスリープライスショップが全盛の兆しを見せ始めた時期で、国産のみ、お店は福井市のはずれということで1年持つか?と囁かれていました。
そしてもう一つの信念は、商品・技術・アフターケアすべての要素に最高のものお届けするということ。この3つが揃って眼鏡は“完成品”になると考えています。そのためお客様との“コミュニケーション”を大切にし、眼鏡のうんちく、仕事、プライベートについて話をして、お客様との距離を縮め、最良の一本を見つけます。そうしてお互い信頼が生まれると、何か困ったときはすぐに相談に来ていただけるという良い関係が築けます。

Q2:主な取り扱いブランド

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ConceptY(コンセプト・ワイ、兵井伊佐男)、Japonism(ジャポニスム)、Hiero(ヒエロ)、BCPC(ベセペセ)、SpecEspace(スペック・エスパス)、Ridol(リドル)、Clayton Franklin(クレイトン・フランクリン)、KameManNen(カメマンネン)、Zparts(ズィーパーツ)、factory900(ファクトリー900)、YELLOWS PLUS(イエローズプラス)、Arumamika(アルマミカ)、工房樹、久保指物店、ayame(アヤメ)、STEADY(ステディー)、田中眼鏡本舗オリジナル etc.

(順不同)

Q3:売れ筋ブランド

■ConceptY(コンセプト・ワイ / 兵井伊佐男)
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コンセプトYはデザイナー兼メガネ職人でもある兵井伊左男氏のブランド。このフレームは顔が大きく強度近視で悩む友人Y氏のためにデザインされたのが誕生のきっかけで、兵井さんの友人でもある私は、誕生の時からこのブレンドを一緒に育てきたという思いがあります。年齢を問わず老若男女すべての人に合う眼鏡で、とにかく軽く掛け心地が良く、眼鏡を掛けるというストレスをまったく感じさせないフレームです。見た目は繊細ですが、弾性に富んだステンレス、ベータチタンを使用したシンプルな構成であるため耐久性も非常に優れています。県内で取り扱っているのがうちだけなので、同じ眼鏡になってしまうことも結構あるんです。普通かぶるとちょっと嫌な思いになるものですが、掛けてる人同士が「ひょっとして田中さんで…?」と友達意識が芽生えて仲良くなったり、いい影響が出ているみたいです。

ConceptY http://www.concept-y.com/

Q4:店長イチオシメガネ

■YELOOWS PLUS (イエローズプラス)
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イエローズプラスデザイナーの山岸稔明氏は素材や機能性を優先することで見失われてきた形こそ優先すべきだと考え、流行にとらわれ過ぎず、いつの時代にも美しいと評される形を追及しています。最近はクラッシックブームですが、山岸さんはブームの前から淡々とクラッシックを作っています。その時代のことをよく分かっている人です。

■ayame (アヤメ)
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茨城県出身のデザイナー今泉悠氏によって2009年に作られたブランドで、コンセプトは「温故知新を基に色褪せることなく在り続ける形の追及」。
実は今泉さんのスタートは「眼鏡のメーカーになりたい」と僕のところにふらりとやって来たところから始まります。僕は彼の中に本気を感じたので、修行先を紹介するなどできるだけサポートをしました。彼のデザインは業界に浸っていない分、いい意味で未完成な所があり、そこがちょっと新しい。業界に慣れるとキレイに作られ過ぎるわけで、僕らが見てayameの「ちょっと変じゃない?」という所がお客様には新鮮なんです。

■HIERO (ヒエロ)
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HIEROは国内より先にヨーロッパ、アメリカで有名になり、それから日本にブームが“逆輸入”された日本ブランド。ベーシックなフォルムがコンセプトですが、デザイナーのこだわりが随所に現れています。掛け心地が良く、機能美に溢れたデザインは海外での評価が高い要因のひとつです。

■CLAYTON FRANKLIN (クレイトン・フランクリン)
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HIEROのもう一つのオリジナルブランド。クレイトン・フランクリンという架空の人物を想定した眼鏡で、“古いものが時代を経て新しいモノとして生まれ変わる”がブランドコンセプト。クラシックなデザインをベースにしながらも最先端の技術を取り入れた、全く新しいテイストのメガネです。

Q5:鯖江のメガネについての印象

13tanaka.jpg13tanaka.jpg店主の田中 昌幸さん日本人の手先の器用さ、仕事の真面目さはイタリアのメーカーから「過剰だ」と言われたりもしますが、「過剰の何が悪い」と僕は反論したい。産地の眼鏡づくりは分業性です。それぞれの工程の職人さんが自分の仕事に誇りを持って、プロフェッショナルなことをやっている。そこに一切の妥協がないわけです。それが集まって眼鏡が1本できたとき、凄くないわけないですよね。

九州出身の僕が、客観的に産地のことを見ると、ここは聖地であり中心です。眼鏡業界からすると東京が地方なわけです。すべての新しい情報は福井から始まります。産地で仕事をしていると眼鏡屋冥利に尽きることがたくさんあるんです。デザイナーはしょっちゅう出入りするし、メーカーさんは展示会の前に新型のサンプルを見せてくれたり、懇切丁寧にその作り方を教えてくれたりします。そんなこと産地にいない限りありえないです。僕にとって毎日が新しくってワクワクすることだらけ、そして日々新しい知識も増えます。こんな楽しい環境で仕事ができる所は他にないですよ。そうやってデザイナーやメーカーから直接仕入れた情報をお客様に伝える。眼鏡の背景にあるストーリーをお客様は絶対知るべきです。そうすることで自分の買った眼鏡が単なる商品じゃなく、そこに満足がプラスされ、大切なモノになりますから。
「凄い眼鏡屋になってやる!」と九州からやってきて、そうなったかは分かりませんが、お店を支持してくだるお客様がいるのも、すべて産地の凄い眼鏡、携わる凄い人たちがいるからです。自分の店だけが良くなることはありえません。これからも産地全体が良くなるよう、国産にこだわり、お客さまに満足を届ける仕事をしていきたいと思います。

田中眼鏡本舗

住所
〒910-0064 福井市新田塚町701-2Nファインシティビル1F
TEL
0776-28-2515
営業時間
11:00~19:00
定休日
毎週水曜日および. 毎月第二・第三木曜日
アクセス
・越前鉄道「新田塚駅」下車、徒歩8分
・京福バス「新田塚」バス停下車すぐ
・北陸道鯖江北ICより車で約10分
WEB
http://www.t-honpo.com/



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posted:2014.04.23 SHOP:福井県福井市