鯖江メガネファクトリー

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「美・観・楽・遊」をコンセプトに、自社ブランド「KAMURO」や国内外のアイウェアブランドのデザイン、色合い豊富なメガネフレーム・サングラスを取り扱うKAMURO(カムロ)。その歴史は1996年に東京・銀座にオープンした、小さな眼鏡店から始まりました。今ではセレクトだけではなく、オリジナルブランドKAMUROを展開し、多くの人に眼鏡の楽しさを広めています。

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Q1:KAMUROの特徴

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「セレクトショップからスタートした当初から他店では扱わない珍しいブランド、他店とかぶらない商品選びをしていました。オリジナルフレームを作り始めたときも、1型100色のカラーバリエーションを作るなど他にはない商品を常に世に出していました。たまたま応募したiOFTアイオブザイヤーでいきなりグランプリを獲得したことがはずみとなり、本格的にブランド展開することになりました。」


「オリジナルブランドKAMUROはスタッフがそれぞれがデザインし、社内でコンペを行い優秀なものを商品化します。KAMUROの強みはまさにそこにあり、直にお客様と接する販売員自らがデザインするので、最近の流行りやお客様の要望を製品に反映できます。さらに世界中の展示会で買い付けた新作にいち早く触れることができ、最新のデザインの動向、それを掛けたお客様の声を自分たちのデザインに反映できる、これは他では真似できないことです。」


「簡単な修理などに対応できる機械や道具が店内にあり、これらで試作したり、いろいろな物を作っています。既存のフレームにつけるクリップ式のサングラスを作ったところ、お客様さまからとても喜ばれ、ヒット商品になっています。」

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Q2:主な取り扱いブランド

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KAMURO/spec espace/FACTORY900/H-FUSION/BOSTON CLUB/JAPONISM/BCPC/Theo/TRACTION/Face a Face/ANNE et VALENTIN/ic!berlin/LINDBERG/MYKITA/Lunor/Lafont/Markus T/シルエット/FROST/Flancis Klein/HAMAMOTO/PROPO DESIGN

(アルファベット順)

Q3:売れ筋ブランド

【国内ブランド】
BOSTON CLUB / BOSTON CLUB
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【コメント】
1984年に誕生した BOSTON CLUB はその社名を冠したブランドで、当時若者の間で流行していた少しルーズでクラシカルなデザインが特徴でした。長い間生産をしていなかったのですが、30年保管していた金型や図面を基に、当時トレンドだったシェイプを現代風にアレンジして復刻させたのがこの BOSTON CLUBです。値段も手頃であり、クラシカルブームの今とても人気があります。

BOSTON CLUB
http://www.bostonclub.co.jp/bostonclubeyewear/index.html


■FACTORY900
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【コメント】
創業1937年の老舗プラスチックフレーム専門メーカー青山眼鏡がつくる、世界でも類を見ないユニークなメガネ。その確かな技術力で作る誰も真似できない美しい立体造形を持つファクトリー900には熱狂的なファンが大勢おられます。ここ青山店でも常に売れ筋のブランドです。

FACTORY900カタログ
http://www.kamuro-net.co.jp/magazine/aoyama/factory900/

【海外ブランド】
Face A Face
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【コメント】
建築や現代デザインにインスパイアされたモダンなスタイルが特徴のFace A Face。アイウェアは、掛ける人の個性を表現するものであるという考えに基づき表情や華やかさを際立たせてくれます。女性をターゲットにしたこのメーカーはメタルフレーム、セルフレーム、サングラスどれをとっても非常にお洒落で人気が高いです。

Face a Face
http://www.faceaface-paris.com/

Q4:KAMURO店長 イチオシメガネ

■rubber(KAMUROオリジナル)
10kamuro.jpg10kamuro.jpg【コメント】
テンプルにラバロンという特殊素材を用い、ベータチタンの芯を入れてあるので、耳のあたりが良く非常に柔軟で抜群のフィット感があります。カムロらしいPOPなカラーバリエーションも特徴で、男女を問わず掛けていただけます。ひとくちにデザインといっても、構造、素材の性質、機能などすべてが分かった上でデザインしないといけません。思い通りのものを作るためには、メーカーさんに面倒だと思われながらも何度も打合せが必要ですし、必要な部品は自社で開発したりもします。

rubber(KAMUROオリジナル) カタログ
http://www.kamuro-net.co.jp/collection/rubber051.html


■galassia(KAMUROオリジナル)
11kamuro.jpg11kamuro.jpg【コメント】
galassia(ギャラシア)はイタリア語で「銀河」の意味。テンプルに装着されたラインストーンがゴージャスでありながらかわいらしい印象で、掛けると優しさのある表情になります。特に俯いたときにきれいに見えるデザインになっていてとてもオシャレです。オリジナルで作ったばね蝶番は掛け心地も非常に良いので幅広い年齢層から人気があります。美しい色も電着塗装からなるもので、試行錯誤を繰り返しました。

galassia(KAMUROオリジナル) カタログ
http://www.kamuro-net.co.jp/collection/galassia.html

Q5:鯖江のメガネについての印象

11hiraishi.jpgKAMURO青山店店長 平石裕介氏

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---取り扱いブランドはどのような基準でセレクトされてるのですか?

他のお店があまり扱わない珍しいものを中心にセレクトしています。たとえば今ではいろいろなお店で扱っているファクトリー900やテオ、JF.RAYなども15年ほど前からいち早くお店に置いていました。また極力扱わないようにしている商品は海外の有名アパレルブランドのいわゆるライセンスものです。そして最近はオリジナルブランドに力を入れています。

---店舗にある海外ブランド、国内ブランドの比率はどれぐらいでしょうか?

取り扱い自体は半々ですが、店頭での展示はセレクトが6割、オリジナルが4割ぐらいです。

---お店のディスプレイなどで気をつけていることは?

商品をきっちり並べるのではなくやや空間を保ちながらのディスプレイを心がけています。また通りに面した所にはあまり奇抜なものではなくシンプルなものを並べ、入ってきやすい工夫をしています。

---青山という土地柄どんなお客様が多いですか?

お客様は20代の方が多いです。また青山店周辺は外国人が多く住んでいるので、外国のお客様が非常多いですね。入店されるお客様の約半数ぐらいになるでしょうか。

---鯖江のメガネについて、どのような印象をもたれてますか?

小売店から見ると鯖江の眼鏡に対する評価は非常に高いですね。「鯖江」というキーワードがかなり浸透し、鯖江=いいものというイメージが定着してきたように思います。機能性や仕上げのきれいさは海外でも定評があり、「made in Japan」かどうか確認してから購入される方が多いです。一方、デザイン性、色の美しさではやはり海外のモノがやや優れているようです。特に海外ブランドが得意とするビビッドできれいな色は日本ではなかなか出せません。調べたところ、使える塗料・薬品の規制の違いが大きく関わっているようです。

---鯖江のメガネに対して思うことや、要望はありますか?

海外ではできない、新技術、新素材をどんどん提案してほしいです。今は鯖江のネームバリューがあり、「鯖江産」というだけで感心してもらえます。しかし中国の技術進歩が進む中、「鯖江とどう違うの?」とお客様から尋ねられた時に「こうゆう技術が他にはないんです」と分かりやすく説明でき、お客様に納得してもらえることが必要です。
「仕上げがきれいなんです」では、納得はしてもらえません。メガネは毎日使うものですから、買ったときはきれいでも使っていると汚れてきますからね。

---今後の展望を教えてください。

2014年でKAMUROブランドが誕生して10周年を迎えます。今まではレディース中心でラインストーンや七宝を使ったものなどの割合が多かったのですが、これからは違うテイストのもので新たな展開をしていきたいと思っています。創業当時と比べると、随分一般の方々に眼鏡の持つ可能性が浸透してきたと思いますが、もっとメガネの楽しさを知ってもらいたいですね。

KAMURO青山店

住所
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-4-11 根津プレイス表参道1F
TEL
03-5772-2460
営業時間
11:00-20:00(日曜~19:00)
定休日/火曜日 ※火曜が祝日の場合は営業
WEB
http://www.kamuro-net.co.jp/

※KAMUROは、青山店以外にも銀座店も展開しています。そちらも併せて訪れてみてはいかがでしょうか。

■KAMURO 銀座店
〒104-0061
東京都中央区銀座7丁目5番地19 龍櫻閣1階
TEL 03-5537-5886 FAX 03-5537-5887
営業時間 11:00~20:00(日曜~19:00)
定休日:火曜日 ※火曜日が祝日の場合は営業

posted:2013.11.25 SHOP:東京都渋谷区